十数年以上も前に作られたガス給湯器が、今になって様々な不具合を起こし、リコール問題として取り上げられています。ここではメーカーや消費者の視点にたって、ガス給湯器リコール問題をあれこれ考えてみたいと思います。
ガス給湯器のリコールでよくある症状ですが、燃焼室においてガスが漏れ引火する事故、排気ガスがきちんと排出されず外装が加熱する事故、不完全燃焼による事故などがあります。
これらの事故はガス給湯器が製造されてから7年以上経過している物に多く発生している様に感じます。そして又、ガス給湯器の寿命は通常7年〜10年と言われています。
普通に考えてみると、10年も経てばどこかしら不具合が出てきそうな気はします。よくあるガス給湯器のリコールをみてもガス圧を調整する部分に不具合が出てきているので、10年に一度はこれらの部品を交換する必要があるのかもしれません。
しかし現実は、ガス給湯器は壊れて動かなくなるまで使いたいと言うのが消費者の心理であり、ほとんどの方が10年経とうが何年経とうが、壊れてしまうまではガス給湯器に意識を向けることはありません。
この辺りに問題が有ると思います。一般市民にとってガス給湯器は決して安い製品ではありません。が、しかしながらメーカにとっても、10年以上経った製品であってもガスという取り扱いに細心の注意が要る燃料を使う以上、安全を永久に保障しなければならず、この保守点検・保障にかかる費用はこれからかなりの負担になっていくと思われます。
永久保障が現実的に難しいのは明らかな以上、今後は10年間なり15年間なり、期限を切り必ずガス給湯器を交換するようにする等の施策が必要となってくるのではないかと思います。
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